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ID:031 Title:シーサー? 2003/9/3(水)
沖縄の古民家の屋根にのっているシーサーです。

シ−サ−について または 魔よけについて
シ−サ−はアジア周辺に普遍的に存在する魔よけの一種であり 日本でも 獅子舞による魔よけの風習があるが 基本的には同じル−ツと考えられる。
魔よけはアニミズムにおけるお払いの儀式に収斂されるが 似て非なるものにシャ−マニズムによる卜占(ぼくせん)がある。
その違いは 氷河期を経験しなかったアニミズム民族と氷河期を経験したシャ−マニズムの民族とに区別して理解するのが便利である。アニミズムは母系制をはぐくみ 末子相続を基本とするが シャ−マニズムは父系制を基本とする男子直系の相続を基本とする。日本は朝鮮民族の傍系であり 古代では日本語も朝鮮語も同一であった。アキヒト天皇による日本の天皇制における百済との兄弟関係への言及は歴史的に特筆すべき事件であったが 宮内庁も文部省も慌てたという現実が日本の現在を雄弁に物語っていると言える。すなわち 日本とはアニミズムの土着民族をシャ−マニズムの北方民族がハイジャックして成立したといえる。日本人の血液型の分布密度がこの事実を 明瞭に証明している。氷河期を経験した北方民族は持病に肺炎を持ちアニミズムの民を自然淘汰したということだ。
未だに残る魔よけの風習は南の沖縄シ−サ−や東北に残るなまはげやネブタの祭りは同根だと認識して大差あるまい。
信州の善光寺のご開帳の3尊像の両サイドに布置された道祖神は土着宗教が アニミズムの民であったことの証明であろう。戸隠は原語の発音は トンガク−シであり トンガとは頭の尖ったという南方系原語発音であり ク−シとは奇しくもというように山の頂きが奇しくもという発音に対し当て字して 戸隠と表記された経緯をみれば 仏教による千字文の伝来と仏像の布置が 土着の民の征服に用いられたことは歴然である。戸隠信仰が善光寺信仰に変わっていく有様は まさに アニミズムからシャ−マニズムの大乗仏教へと変化したことを如実に物語る。かつての善光寺建設は現代の公共事業であり 土着の民の最適地を強制的に土地収用して建設されたが 地域地区の長に対する妥協策として3尊像の両サイドに既存土着宗教の偶像を巧みに採用して 懐柔した結果であろう。沖縄のシ−サ−を見るたびに 私は かつて 島津藩に征服された際 最大の反逆をした英雄リザンを思い出す。それは坂之上田村麻呂に制圧された蝦夷の英雄アテルイと同じ関係をもつ。また日本の発禁本であるノ−マフィ−ルドの天皇の逝く国でを読めば この 沖縄混血児作家に映った土着の民の信条がシ−サ−に表現されている。私の設計した恩納村の1000室のリゾ−トホテルの名称は それゆえ リザン シ−パ−ク ホテル 谷茶ベイとなったのである。谷茶ベイこそ かの沖縄戦に米軍が上陸した読谷に接続する海岸線であり いまもなを 道路の反対側には 勇猛な第7艦隊の訓練場としてのキャンプハンセンが返還されないである。工事中フィリピンアキノ政権の崩壊がありさんご礁沖に第7艦隊が結集して真夜中に 何日も 不夜城のごとくホテル現場を照らし出していた現実を 私は忘れることが出来ない。そんな折にも庶民の住宅の沖縄瓦の屋根にシ−サ−が艦隊をにらんでいたことは 琉球の育てた英雄を彷彿とさせたのである。現在長野の片田舎の神社の獅子舞の保存の役員に名を連ねて ささやかな祭りの 笛や太鼓の音色やリズムを聞く年齢になってしまっているが なぜか私にはそんなユ−モラスなシ−サ−が懐かしいのである。
ID:027 Title:何? 2003/7/28(月)
この工場まがいのものは、何ですか?

これは このホテルの心臓たる 発電室です。発電のは 買電と売電の二つがありますが 要は自家発電です。国家仕様の高い電力を買って ホテル運営は成立しません。安く油を世界に求め 安く発電して 余りを 電力会社に売ることにより ホテルの経営は 安定します。500KVAを4機の予定で 3機設置済みです。発電時は猛烈に空気を吸い込み 高い騒音で排気します。それゆえ 外部からの吸気トンネルや 排気トンネルは鉄筋コンクリ−トの 巨大な地下道となっています。写真にはみられませんが 所々に消音チャンバ−があり ガラス繊維により吸音される仕組みになっています。また 機械メンテナンスのため 正面の対面には巨大な点検扉があり 天井には 機械反出入のための吊りフックもがっちりとアンカ−されています。天井高さは5.5m巨大空間の上部が到着ロビ−になっています。台風シ−ズンはよく停電が起きますが このホテルは決して停電のない沖縄随一の不夜城を誇ります。かつての戦艦大和も こんな装備をすることができていたならば 轟沈することもなかったかと思われる 自給自足体制の守護神の いわば 大本営とでもいうべき空間です。
ID:026 Title:沖縄の田園風景 2003/7/26(土)
車中から撮った田園風景です。
見えている畑はサトウキビ畑でしょうか

沖縄には かつて 豊かな水田がありました。
1945年8月15日移行 GHQの占領により 米軍の物資が豊富に入り 安い米穀が既存農業を破壊しました。それでも 商用作物を営農して 生存の糧秣を糊塗する必要のあった農家は 亜熱帯の地の利を生かしたくましく さとうきびの 栽培を推進しました。コ−ラルの保水力の少ない土壌を開墾し 開拓して現在にいたっています。黒砂糖のかおりは 天の恵沢を確保した 甘味をもち 地味のもたらす滋味は この琉球王国の長い歴史の糸紡ぎに似て 土着のジニアスロキに 触れているような 気を 起こさせます。芯の強い植物は 度重なる台風にも折れず おおくの昆虫とも共生して 収穫に至るまで 屹立しています。上空の雨雲がもたらす 豊穣の真水を いましばらくと待っている田園の風景に 都会の喧騒も忘れさせてくれるます。日本に水田という水耕栽培のハイテクが弥生に輸入される前の 縄文の田園も きっと このような姿であったことでしょう。とかく見失われがちなヤマトンチュ−のウチナンチュ−の原風景として 大変なつかしくもあります。 
ID:025 Title:沖縄の夕陽 2003/7/26(土)
沖縄本島から見た夕陽です。
きれいですね

夕陽の水平線に沈む有様は 何時の時代 何処の地域においても 人にある種の 感動や感慨をもたらすものです。とりわけ西海岸の水平線に横たわるさんご礁越しに 季節の雲のたなびく中を 垂直に落ちていく太陽をトレ−スすれば ルイスカ−ンの用いた黄道の軌跡のモチ−フを呼び起こすにちがいありません。ただ 波の波動と陸風までもが光源へといざなういそしぎのかそけきに 人は旅人になれるのでしょう。
ID:024 Title:何? 2003/7/23(水)
写真中央下
球状の物体はなんですか
これは ホテルの 汚水や 雑排水を 濾過して 循環し トイレなどの 排水に再利用するための 中水(上水と下水の中間)をつくるための システムの中に有る 中間工程の 1部分です。およそ2000トンの排水を処理し 再利用する能力があります。沖縄は 雨が少なく 貴重な上水を無駄にしないよう 設計上配慮したものです。また これにより きれいなさんご礁の海に 汚水を排出する必要がなく 環境上 とても 地球にやさしい 施設となり ホテルの 長期的営業上 社会的賛同を得るうえで イメ−ジアップに 高く 貢献しています。これだけで 20億円は 必要なコストです。
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