吾家の設計 ヴォ-リス

大正生まれの方々の家づくりの参考書です。家づくりは 家族の家庭づくりのためにあるという ヴォ-リスの 視点で書かれています。
その中心概念は 子供のための リビングの設定ということにあります。西洋記聞以来 急速な 洋化運動は 初めは 様式化の消化吸収でもありました。ヒュ-マニズムは 西欧が要した時間を短縮しても 消化し 吸収して 血肉にするまでに要する時間は 短縮すべくもないのは自明のことです。ボザ-ルの食いすぎが バウハウスの食いすぎに 変わっただけで とかくメガロマニアックな風潮に 多くの国民が置いてきぼりを食らっている現代日本の現在を いま少し 反省するための良書だと 私は思っています。